Case.137 「車イス生活でも自立の意欲を保つ」ために

市川市堀ノ内 M様邸

建築形態
戸建て
担当店舗
行徳店

リフォームのポイント

お母様専用のトイレと洗面所には約一坪の納戸スペースを活用した。広さに余裕があるため方向転換しやすく、2カ所ある出入口から寝室や浴室への移動も容易だ。
設備は車イスで使うことを想定した。洗面化粧台は、シンクの高さは通常より約10センチ低く、シンク下に足を入れる空間を確保。鏡は下向きに15度傾いている。トイレは、介助なしでも車イスから移動できるように、スペースに大きな余裕を持たせ、手すりの位置と形状を工夫した。
和室はベッドを置くために板張りに。障子風二重窓を設置して、外光を取り込みつつ外部からの視線を遮り、断熱・防音性能は大幅に向上させた。
病院や施設並みの設備になって、Mさんからは「母も、自分でやりたい!と思ってくれると思う」という喜びの言葉が聞かれたという。