Case.186
シニアに優しい住まいを~安心・安全のための工夫・配慮がいっぱい!
市川市福栄 I様邸
- 建築形態
- マンション
- 担当店舗
- 行徳店
- 家族構成
- ご夫婦(70歳代後半)
- 工事費用
- 950万円
- 工期
- 約2か月
リフォームのポイント
高齢者の住まいのリフォームでは“安心・安全”の確保が大事。Iさんも高齢のご両親のための住まいをリフォームする際、“安心・安全”には特にこだわった。高齢者住宅には床のバリアフリー化は必須。つまづき防止が第一だが、将来車イス生活になっても動きやすくするためでもある。I邸では床を8センチかさ上げして全面をフラットに。建具も“吊り下げ式の引き戸”にして敷居も排除した。
段差を解消できない玄関は上り框下に照明を設置。玄関ホールを飾ると同時に、足下の注意を喚起する効果も狙った。
相手の異変にいち早く気づけるようにしておくことも大切。そのため閉鎖的な間取りを避け、建具もすりガラスのスリット入りにして、気配を察しやすいようにした。
さらにプランナーは、細かい所にも“高齢者の住まい”ならではの配慮を施した。
コンセントは腰を曲げなくても使えるように、床から30センチの高めの位置に。寝室のダウンライトはスイッチがリモコンにもなるため、寝床でオン・オフができる。センサー式の足下灯は、夜中にトイレに起きた時などに安心なだけでなく、停電時にも自動で点灯して安全を確保してくれる。
高齢者の事故は屋外より室内で起きることの方が多いとか。安心安全にこだわった今回のリフォームは、最高の親孝行になったはずだ。
施主様の声
思い通りの仕上がりですごくうれしいです。『ビフォー・アフター』というTV番組がありますが、あの番組のように、私も仕上がりを見て涙が出そうになりました。リフォーム青山に依頼して、本当に良かったと思っています。
プランナー:
I様のご両親様のお住まいということで、高齢になった際の不便や不安を、使われる方の立場に立ってあれこれ想像しながらプラニングさせていただきました。“ひと手間”をかけることで大きな効果が得られることを実感でき、そのひと手間を考えるのが楽しく、やりがいも感じられるリフォームでした。