Case.199 RC構造の建物も、早めのメンテナンスで雨漏りや躯体の傷みなどを予防

行徳駅前 プルミエール

建築形態
マンション
担当店舗
行徳店

リフォームのポイント

”プルミエール”は築27年のRC構造3階建ての集合住宅。外壁コンクリートのつなぎ目に小さなクラック(ひび割れ)を見つけたオーナーのIさんはリフォーム青山に相談。以前に他の所有物件のリフォームを担当したプランナーを指名して、建物全体を診断してもらった。
診断の結果、傷みが目立った屋根は既存の屋根の上に軽い屋根材を重ね張りし、クラックは、つなぎ目のモルタルを剥がして2倍の幅に防水シールを打ち込んだ上で、外壁全体を塗装し直し。さらに、コンクリートの打ちっぱなしだった廊下はシート張りにし、ドアも再塗装。ベランダの床にも塗膜防水を施した。
RC構造でも、雨漏りやクラックによって建物内部に水が入ると、鉄筋が錆びて膨らみ、コンクリート内部からの圧力が増大。その結果、躯体が致命傷的に傷んでしまうこともあるという。

プランナー:

幸い、今回の建物は鉄筋にダメージはありませんでした。このように、小さなクラックを見逃さず屋根も定期的に診断するなどして、建物の傷みは早めに見つけて早めに手当することがとても大切。それが建物を長持ちさせるコツだと思います