皆さんこんにちは、ヨシダです。
昨晩は久しぶりに強い地震がありましたが、御自宅や会社での被害はありませんでしょうか。
地震大国の日本において、小さな揺れの地震には慣れてしまっていますが、今一度ご自宅の点検をされてはいかがでしょうか!
地震時の火の取扱いは最も注意して欲しい事ですが、次に大切なのは家具の固定です。家具の固定がおろそかだと、家具が倒れケガをしたり、避難経路をふさいでしまいます。下記に家具の固定方法を御紹介させていただきます。
<<◎最良な固定方法>>
家具をL型の金具で壁に固定します。その際は、必ず柱等
しっかり固定の出来る個所に留め付けて下さい。柱等ビスが
しっかり固定出来ない個所に留め付けても地震などの揺れで、
ビスが抜け落ち家具が転倒してしまいますので、御注意下さい。
<<✖とりあえずの固定>>
よく市販で固定の突っ張り棒が売られていますが 、あまりお勧めは出来ません。
あくまで固定ではなく、天井との空間に突っ張り棒を挟んでいるだけなので、大きな揺れの際は突っ張り棒が外れ、家具が転倒する恐れがあります。また、皆様が思っているほど住宅の天井は頑丈ではありませんので、大きな地震の際は天井も動き、簡単に突っ張り棒は外れてしまいます。
突っ張り棒でとりあえず固定するのであれば、突っ張り棒と
天井の間に板を挟んでいただき、少しでも天井の揺れから
突っ張り棒が脱落するのを防ぐ必要があります。また、家具の下
(手前側)にはゴム製の滑り防止材を挟み込むことにより、家具の
揺れを抑制する事が出来ます。
最近では、クローゼット等を造作するなど転倒しない収納が増えておりますが、家具を置かれている方は、くれぐれも御注意下さい。「慣れ」ほど怖い物はありません。備えあって憂いなし!普段から災害に対する備えを意識しましょう。