スタッフブログ

2025年8月23日

投稿者:吉田充志

皆様、暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
うだる様な暑さの為、在宅時にエアコンは欠かせない存在となっていますが、今夏は特にエアコンの不具合の連絡を多くいただいております。電源をONにすれば、直ぐに冷気が出て心地よいものですが、適切に使わないと不具合が生じてしまいます。実際に起きたトラブル事例と併せて少し説明させていただきます。

〇フィルターの掃除を行っていますか?

フィルターが目詰まりしていると、空気の流れを阻害し、エアコン本体に負荷がかかり故障の原因となります。毎月行う必要はありませんが、適宜清掃を行って下さい。尚、フィルターを外して水洗いされた場合は、しっかり乾いてから戻して下さい。

〇ドレンホース(使用時に水が出てくるホース)の先端に虫よけキャップを付けている方へ

虫よけとしての効果はありますが、水が流れ出る先端にキャップが付きますので、水垢や埃などが堆積し、詰まっている事があります。キャップを付けている方は、定期的に外し清掃を行って下さい。このドレンホースが詰まると、エアコン使用時の水が排出されず、室内側で水漏れを起こす原因となりますので、十分お気をつけ下さい。

 

 

〇熱交換機部の清掃

フィルターを外してから見える熱交換器部分には、むやみに薬品を吹きかけないで下さい。故障の原因となります。また、熱交換機部は薄い金属の細かなルーバー状になっております。ゴミが付いているからと言って、掃除機の硬いノズル等でルーバー部をガリガリ掃除するとルーバーが曲がり、風の出口をふさいでしまいます。ふさがれると風の行き場がなくなり結露する原因となりますので、掃除される際は手袋を付け、ブラシ状の物で清掃して下さい。(ルーバーは鋭利なので素手だと手を切る事もありますので、十分気を付けて下さい。)

 

〇部屋の通気口の開放

エアコンを使用される時は大概部屋を閉め切りにされると思いますが、閉め切り状態でエアコンを使用すると、室内の気圧が低下し、エアコンの効き悪くなると共に、エアコンに相当な負荷がかかります。イメージとしては、風船が膨らんだ状態で息を吹き込んでも風船の容量以上に膨らむ事はなく、吹き込むご自身が相当な体力を使いますよね。それと似た状態です。この状態で使い続けると、エアコンの故障や水漏れの原因となりますので、吸気口を開放する、少しドアを開ける等、空気の流れを作るようにして下さい。

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