処暑の「綿柎開く」「わたのはなしらべひらくころ」
綿の実が包むガクが開いてコットンボールがはじけ
摘める季節のことを言います。
先日、生協のコメント欄に担当者の方が
小川糸さんの「ライオンのおやつ」という本が
とても感動したと書いてあったので、
読んでみました。まだ若い女性の癌患者が
瀬戸内海の島にあるホスピスで人生を終えるという話です。
死を描いているお話ですが、悲壮感がなく
穏やかな死に対しての描写が描かれています。
飽きさせない物語の進行に
想像力が駆り立てられます。
こんな死の迎えられたらしあわせ!!
たまにはこんな小説もいいものだと
小川糸さんの別の作品を買いました。
ついでに、糸さんのHPをのぞいてみたのですが
とても素敵なかわいいセンスのある画面でしたよ!!
是非、ご覧ください。