Case.298 築36年の和室 ライフスタイルに合わせたリフォーム

浦安市 S様

建築形態
戸建て
担当店舗
浦安店
家族構成
2人
築年数
36年
面積
13㎡
工期
6日間

リフォームのポイント

ベッドでの生活が送りやすいようにとのことで、畳敷きからフローリングへ改修いたしました。床のフローリングがきれいになる分、気になるのがその他の残ってしまう部分です。例えば、長押や鴨居、柱廻りは、細かい傷や汚れ、日焼けによる変色があったため、同系色のオイルステインで塗装。新しく造り替えた障子も同様に仕上げています。オイルステインを使ったことにより、既存の木目も消えずに、自然な仕上がりとなりました。黒ずんでいた砂壁は下地工事を行い、クロスで仕上げ、押入の襖も建具ごと新しく作り替えたことにより、お部屋全体が明るくスッキリとした印象になりました。
  • 床の傾きを調べて水平を保つように下地を調整しながらフローリング下地を施工。
  • 敷居や鴨居が下がり、開けずらくなった襖
  • サイズをミリ単位で微調整しながら丁寧に扉を仕上げていきます。
  • 長押や鴨居、柱廻りは、細かい傷や汚れ、日焼けによる変色が目立ちます。
  • オイルステインで木枠を自然な感じの塗装に。

プランナー:

印象的だったのは、初回のお打ち合わせで「障子や襖が上手く開かなくて不便に感じるんだよね」との施主様のお言葉でした。実際に測ってみると、天井高が最大20㎜程違っていました。障子は中央にかけて敷居と鴨居部分が湾曲に沿っていたので、障子も上手く動きません。
着工前に職人と何度も打ち合わせを行い、フローリングもなるべく水平を取るため、部屋の入口やサッシ廻りに段差が出ないようレベル合わせを行い、障子や押入の扉はミリ単位で調整の連続でした。
施工は少しお時間を頂きましたが、全体的に納まり良く仕上がりました。
長年住み慣れたお住まいということもあり、新しくリフォームしたお部屋で、今後もゆっくりとくつろいでいただけたらと思います。