Case.41 余裕スペースなしのギリギリリフォーム
成功のポイントは「斜め」!?

浦安市 I様邸

建築形態
戸建て
担当店舗
浦安店

リフォームのポイント

Iさんが購入した築九年の戸建は敷地の使い方に無駄がなく、駐車スペースやトイレの新設などはかなり難しいと思われた。不安気に「出来る?」と尋ねるIさんにプランナーは「やってみせます!」。
彼女は空間の“斜め活用”でこの難問を解いてみせたのだ。
駐車スペースは家の前の植栽を抜いて創り出した。その際、玄関前の階段の角を切り取って“斜め駐車”を可能にし、大きめの車やバイク・自転車四台も置けるようにした。門柱やアプローチはタイル張りにし、奥様希望の「今風で明るい玄関周り」を作り上げた。
二階のトイレはまさに目からウロコの発想。わずか八十センチ四方の収納スペースをトイレに転用するにあたり“便器を斜め置き”にして、大人でゆとりが感じられるトイレ空間を生みだした。
二階の十畳間を子ども部屋として二分割する際もギリギリ。既存の二つの窓の位置とベッドのサイズを寸分の狂いもなく計測。最善の位置に仕切りを設置した。
さらにリビングのドアを階段の内側に移動して階段からの風を防ぎ、リビングにつながる洋間の仕切りをリビング側に約一メートル移してコンパクトなリビングに。
すべての希望が叶ったI邸、ご家族の「魔法のよう!」という声が今回のリフォームの困難さと、仕上がりの良さを物語っている。