Case.42 空間を使い切って明るく広く!
材料を使い回してエコに!
知恵と工夫で“期待以上”を実現

浦安市 F様邸

建築形態
マンション
担当店舗
浦安店

リフォームのポイント

Fさんは築8年のメゾネットタイプのマンションにお住まい。悩みは室内の暗さと書籍の多さだった。
暗さの原因は南面2室を仕切る壁と階段の傾斜を隠すための物入れ。そこで壁をポリカーボネート入りの可動式仕切りに替え、物入れは撤去して階段下を斜め天井にして開放。広さ明るさを確保した。減ってしまった収納は、既存のクローゼットを倍に拡幅、階段下もデッドスペースの奥行きの深さを活用することに。
大量の書籍は、2階寝室の幅約90㎝のクローゼットを書庫に転用して、そこに特注の3本のキャスター付き本棚を造って収めた。書庫を造ったことで、就寝中の地震でも書棚の下敷きになる心配もなくなった。
今回のリフォーム、実はできるだけ既存の材料を再利用する“エコリフォーム”でもあった。
特に洗面コーナーは、ごく普通の洗面所が2ボウルカウンターを備えたおしゃれな空間に一変したが、新たに取り寄せたのはカウンターのみ!鏡は以前の洗面化粧台のもので、拡幅して3枚から4枚になった天袋の扉も4枚目は以前の扉を再利用したもの。さらに書庫の天袋にも、洗面化粧台横にあった収納スペースの扉を使っている。
仕上がりにも見積金額にも大満足のFさん、材料を再利用する“エコリフォーム”は費用控えめの“節約リフォーム”でもあったのだ。