Case.56 築45年の木造住宅。
建て替えでなくリフォームを

江戸川区東葛西 N様邸

建築形態
戸建て
担当店舗
行徳店
工期
2ヶ月半

リフォームのポイント

選択して大正解!
古くなり、使い勝手に支障が生じてきた家。Nさんは建て替えかリフォームか悩んだ末「引っ越さずに済むから」とリフォームを選択。大満足の結果を得た。
N邸は築45年の木造2階建て。35年前の増築部分周辺に雨漏りが生じているうえに、耐震性にも不安があった。リフォームは躯体工事から始まった。まず朽ちた柱を交換し、柱を筋交いや耐震金具で補強。雨漏りの原因を、昔増築した二階部分と平屋との接合部分の不具合と判断して、屋根の一部の形を変え、瓦を葺き直した。さらに壁には断熱材、窓にはシャッターとペアガラス入りのサッシを取り付けて機密性・断熱性も万全に。
外観は2色のサイディングを貼り分けて一新させた。
キッチン・水廻りには使い勝手の良さや快適性を追求して、昇降式の食器乾燥機や床暖房を、ユニットバスには、換気乾燥暖房機などの最新設備を導入。また、収納は施主様とプランナーで何をどこに入れたいかを細かく打ち合わせ。
大工さんの手造りでご要望にあった収納に仕上がった。
一方で、和室には以前の家の天井や柱・欄間などを再利用。特に指し物細工の飾り窓は、新しい木部との対比で一層見応えを増した。
最新の技術・設備を備えつつ、時を経た物への愛着と敬意もうかがえる、N邸は、新築では持ち得ないそんな新しい価値を備えることになった。

施主様の声

大工さんもプランナーさんもみんな良い人で、本当に丁寧に一生懸命仕事をしてくれました。
古いものを残してもらえた点もとても良かったと思っています。大満足!
やはりリフォームを選んで正解でした。

プランナー:

家の補強もあって工期が2カ月半にもなってしまい、N様には大変なご不自由をおかけしました。いつも快くご協力下さったことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。以前の家の面影を残せるのがリフォームの利点。今回はそれを改めて再認識させていただきました。