Case.49 間取りを変えずにオープンスペースの誕生

市川市 I様邸

建築形態
マンション
担当店舗
行徳店
プランナー
竹内良恵竹内良恵

リフォームのポイント

とにかく「古さからの脱却!」を目指したというIさん。最初に予算を設定し、その中で何が出来るかをプランナーと相談しながら全面リフォームを施した。
築34年のマンションは床も軋み天井も低く、各部屋の収納は押入れタイプのみだった。部屋を広くするために、まず空間の確保を行った。
狭かった玄関の横のパイプスペース兼用の収納をギリギリまで狭くし、玄関を広げたことで圧迫感を解消。
そして廊下とリビングを仕切っていたドアを撤去し、さらに和室との間にあった襖を壁へ引き込む建具にしたことで、広々としたオープンスペースが誕生。和室・リビングから玄関へと風も抜けるため、夏でも心地よい空間となった。視覚的な観点からもうひとつこだわったのは、冷蔵庫の横につけた「スリット格子」。これによって冷蔵庫が丸見えにならず、アクセントを兼ねてキッチンとリビングにちょっとした仕切りが出来上がった。
収納スペースも押入れから、現在の生活形式に合わせるためにクローゼットに変更。中に仕切り棚を作って使い勝手を良くし、扉を白にすることで明るく、広々とした和室に仕上がった。
訪れた友人からも「“素敵!広くなったわねと”お褒めの言葉をいただいて嬉しいです。120%満足しています」と笑顔のIさん。気に入ったダークブラウン系のドアの色に合わせて壁や床、天井もすっきりした色で統一し、築年数からは想像できないシンプルで和モダンな部屋が完成した。