Case.6 オレンジのキッチンを中心に
温かな『終の住処』が完成!

市川市 F様邸

建築形態
マンション
担当店舗
行徳店

リフォームのポイント

リビングの窓一杯に広がる庭の草木の緑や木漏れ陽と、家の中心に置かれたキッチンのオレンジ色が呼応し、家中が明るく澄んだ雰囲気に包まれていた。
「近隣の生活音も聞こえなくなり、友人には『別荘に居るようだね』と羨ましがられました。息子夫婦や孫も喜んで遊びに来てくれます。築約30年のマンションの配管改修を期に改装を決意して「本当によかった」とTさんは微笑む。
介護士の奥様の「亡くなるまで住み続けられる家に」という願いで、間取りは、和室中心の3LDKから全室フローリング&バリアフリーの2LDK+Sに。北側にあるご主人の仕事部屋と南の寝室の間には、通り抜け可能な広い納戸を設け、南北の個室の通気性と遮音性も格段にアップした。玄関には調湿機能を持ったタイルを、仕事部屋には珪藻土を、納戸には調室パネルをと、防カビ対策も万全。個室の扉を斜めに配したり、気になる梁を構造体の一部になるようプランし、視覚効果でより広く感じられる工夫をして、隣人が「本当に同じ広さ!?」と驚くほどに変わった。
「今後は2人の健康が一番。それを支える住空間を得るためならと、古い家具や昔の服などもすっぱり処分できました。これからは新しい家具を揃えるのが楽しみです。」理想の「終の住処」でTさん夫婦は、温かな冬を迎えている。

プランナー:

Tさんご夫婦が気持ちよく楽しく過ごせる空間は、まず造り手の私がそこに住む感覚にならなければいけません。「ここにこんなものがあったら便利かな」「これは使いにくいなぁ」とあれこれ考え、楽しみながらプランさせていただきました。私が提案したキッチンや浴室を、時間を惜しまずすぐにショールームで確認していただいたTさんに脱帽です。