Case.65 凹凸をなくして見た目にスッキリ
「使う時だけ引っぱり出す」で空間を広く使う

市川市 O様邸

建築形態
マンション
担当店舗
浦安店
工期
1ヶ月

リフォームのポイント

Oさん宅は築二十七年のマンション。浴室の不具合をきっかけに全面リフォームをすることにした。その際、Oさんがプランナ―に伝えた希望は「シンプルで明るく開放的な住まいにしたい」。
この希望を受けてプラニングされたO邸のリフォームは、3LDKを1LDKに変更し、内装全体をオフホワイトとナチュラル系の木部でまとめて統一感を出した。その上で収納は「使う時だけ引き出す」アイディアで壁面の凹凸を極力減らして室内をスッキリと開放的な空間にした。
例えば、大容量の大型壁面収納には、日常生活品はもちろんパソコンやプリンターまでも使わない時には壁の中に収まってしまう。キッチンも、雑然としがちなキッチン用品からゴミ箱までシステム収納にスッポリ収まるようにした結果、動き易くなっただけでなく見た目もシンプルに。物干しも格納式。竿も伸縮自在で、“耐荷重8キログラム”に備えて天井補強も行った。
押し入れはクローゼットに変更。3枚引き戸は、近くに物を置いても開閉に支障がなく、開口部も広くなるための工夫。
リフォームのきっかけとなった浴室は、マンションの構造上ユニットバスを設置できなかったが、大きめの浴槽・断熱材入りの壁・サーモタイルの床を組み合わせることでユニットバス並みの機能を持たせた。
リビングからダイニング・キッチン・寝室までワンルームにありながら整然としたイメージのO邸、まさに希望通りの「シンプルで明るく開放的な住まい」そのものとなった。

施主様の声

きっかけは浴室の不具合でしたが、家全体も古くなったので全面リフォームをすることにしました。
青山はチラシやインターネットで知っていたので、こちらから事務所を訪ねて希望を伝えました。提示されたプランは女性の視点が生きたもので、希望もほぼ叶っていたので依頼しました。もちろん仕上がりも希望通り!職人さんも良い方ばかりで、満足のいくリフォームでした。

プランナー:

室内をどれだけ広く使いやすくできるか考えた結果、リフォームのポイントを“フラット”と“隠す”に置くことにしました。室内の凹凸を減らして、見えない収納で雑然としたイメージを避ければ、ご希望通りの「シンプルで開放的な住まい」になるためです。もちろん「出す・使う・しまう」も考慮して使い勝手にも工夫を凝らしました。仕上がりにご満足いただきホッといたしました。